つらい鼻炎や咳、皮膚のかゆみに悩んでいませんか?メキタジン(ゼスラン)はアレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹などに効果的な薬です。この記事ではメキタジン(ゼスラン)の効果や副作用、正しい使い方などを解説します。鼻炎や咳などのアレルギー症状に悩んでいる方は最後までご覧ください。
メキタジン (ゼスラン)ってどんな薬?
メキタジン(ゼスラン)はアレルギー症状を抑えるのに効果的な薬です。この薬はヒスタミンなどのアレルギー症状を引き起こす物質の生産・放出を抑えます。その結果、アレルギーによるくしゃみや鼻水、咳、皮膚のかゆみを和らげます。ゼスランは薬の商品名であり、メキタジンはゼスランの一般名です。
「メキタジン錠」はゼスランのジェネリック医薬品であり、薬の効果は同じです。「メキタジン錠」を選ぶことで、コストを抑えられます。ジェネリック医薬品の取り扱いはクリニック・薬局によって異なります。気になる方はかかりつけ医・薬剤師に相談してみましょう。
メキタジン (ゼスラン)の効果を解説
メキタジン(ゼスラン)の効果は以下のとおりです。
- くしゃみ
- 鼻水
- 咳
- 皮膚のかゆみや腫れ
メキタジン(ゼスラン)は、アレルギーから引き起こされる鼻炎や蕁麻疹、気管支喘息に効果があります。つらい鼻水や咳、皮膚のかゆみに悩んでいる方におすすめです。
メキタジン (ゼスラン)の正しい服用方法
薬の効果を発揮するには、正しい服用が欠かせません。メキタジン(ゼスラン)を服用する際は、以下のポイントを守りましょう。
- 気管支喘息の場合:成人は1回2錠(主成分として6mg)を1日2回服用
- アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみの場合:成人は1回1錠(主成分として3mg)を1日2回服用
- 飲み忘れに気づいたときは、できるだけ早く服用する
- 2回分を一度に飲まないようにする
メキタジン(ゼスラン)の服用量は、年齢や症状に応じて適宜増減します。必ず医師から指示された服用方法に従ってください。
メキタジン (ゼスラン)の副作用とは?
メキタジン(ゼスラン)の副作用は以下のとおりです。
- 眠気
- 体のだるさ
- 口の乾き
- 発疹
上記の副作用以外にも、まれにアナフィラキシーショックや、肝機能障害を起こす場合があります。気になる症状が起こった場合は、使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。
メキタジン (ゼスラン)の注意点3選
メキタジン(ゼスラン)を安全に服用するため、以下の注意点を必ず確認してください。
- 緑内障のある方は医師や薬剤師に相談
- 妊娠または授乳中の人は使用できない
- 他の薬を使用中の人は医師や薬剤師に相談が必要
メキタジン(ゼスラン)の服用前には、必ず医師・薬剤師に相談し、正しい服用を心がけましょう。
緑内障のある方は医師や薬剤師に相談
メキタジン(ゼスラン)は、緑内障のある方は服用できない場合があります。メキタジン(ゼスラン)は房水の排出を邪魔して眼圧を上昇させてしまい、緑内障の症状を悪化させてしまう可能性があるからです。
しかし、すべての緑内障の方がメキタジン(ゼスラン)を使えないわけではありません。緑内障もしくはその疑いのある方は、事前に医師にご相談ください。
妊娠または授乳中の人は使用できない
妊娠または授乳中の人はメキタジン(ゼスラン)を使用できない場合があります。妊娠中の場合は胎盤、授乳中の場合は母乳から赤ちゃんが薬の影響を受ける可能性があるため、使用に関しては医師の判断が必要です。妊娠週数など状況によっても使用できる薬が変わるため、受診時は妊娠・授乳中であることを必ず医師に伝えてください。
他の薬を使用中の人は医師や薬剤師に相談が必要
他の薬やサプリメントを使用している人は、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。他の薬やサプリメントを使用している場合、有効成分同士が作用を強めたり弱めたりする可能性があります。飲み合わせによっては危険な症状を引き起こす場合もあるため、服用中の薬やサプリメントは必ず診察時に医師へ伝えてください。
メキタジン (ゼスラン)を飲みたいときは耳鼻科に行こう
メキタジン(ゼスラン)はアレルギー性鼻炎や気管支喘息、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うかゆみに効果を発揮する薬です。特にくしゃみや鼻水、咳、皮膚のかゆみの改善が期待できます。メキタジン(ゼスラン)の服用時は、医師・薬剤師の指示を必ず守りましょう。
メキタジン(ゼスラン)の副作用として、眠気や体のだるさ、口の乾き、発疹があります。副作用などが心配な方は、服用前に必ず医師・薬剤師に相談してください。メキタジン(ゼスラン)は耳鼻科でも処方可能です。当院でも処方しておりますので、アレルギーや花粉症によるくしゃみや鼻水に悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。