
花粉症や通年性アレルギー性鼻炎に長年お悩みで、毎年繰り返す薬の服用、薬を飲んでも出勤・登校がつらい日々、そんな方向けに、当院では舌下免疫療法をご案内しています。
舌下免疫療法は、症状を一時的に抑える対症療法とは異なり、アレルゲンに対する体の過剰反応そのものを和らげることを目的とした治療法です。以下にあてはまる方は、よし耳鼻科公式LINEよりお気軽にご予約・ご相談ください。
- アレルギーの根本的な治療をしたい方
- アレルギーの薬の服用を少しでも減らしたい方
- 薬の副作用による眠気・だるさが仕事や勉強の妨げになっている方
- 5歳以上のお子様(早めに始めるほど効果が出やすい)
- 将来的に妊娠・出産を考えている方

アレルギーの根本的な治療をしたい方
毎シーズン、薬で症状をおさえながら過ごすことに限界を感じている方におすすめです。根本的な体質改善を目的としており、治療を継続することで症状が軽くなったり、薬が必要な期間が短くなったりすることが期待できます。花粉の季節も、薬に頼らず快適に過ごせる日々が期待できます。
アレルギーの薬の服用を少しでも減らしたい方
「症状は出るけれど、できるだけ薬に頼りたくない」とお考えの方におすすめです。舌下免疫療法を継続することで、抗アレルギー薬の使用量が減ったり、服用する期間が短くなったりすることが期待できます。薬を減らしながらも、症状に悩まされない毎日に近づける可能性があります。
薬の副作用による眠気・だるさが仕事や勉強の妨げになっている方
抗アレルギー薬による眠気やだるさで、仕事中の集中力低下や学業への支障を感じている方におすすめです。舌下免疫療法は対症薬とは異なる作用のため、日常生活への影響を抑えながら症状の改善が期待できます。副作用に悩まされず、仕事も勉強も本来のパフォーマンスを保ちながら治療を続けられます。
5歳以上のお子様(早めに始めるほど効果が出やすい)

アレルギー性鼻炎は、放置すると年齢とともに症状が強くなったり、新たなアレルゲンに反応しやすくなったりすることがあります。舌下免疫療法は5歳から受けられる治療法で、免疫が発達途上にある若い時期ほど体が反応しやすく、早く始めるほど効果が出やすいと考えられています。
早い段階から治療を続けることで、受験や大切な大会・発表会といった重要な時期に花粉症の症状に悩まされるリスクを減らすことが期待できます。お子様の将来の生活の質を守るために、症状が軽いうちから治療を検討することをおすすめします。
将来的に妊娠・出産を考えている方
妊娠中・授乳中は服用できる薬の種類が限られるため、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状があっても十分な治療が難しくなることがあります。妊娠中にアレルギー症状が悪化すると、睡眠不足や体への負担につながることも少なくありません。
舌下免疫療法は妊娠前に開始し、症状が安定した状態で妊娠期間を迎えることが推奨されており、妊娠を考え始めたタイミングで早めに取り組んでおくことが大切です。将来の妊娠・出産を見据えて、今のうちから体質改善に取り組んでおくことで、より安心して妊娠期間を過ごせる可能性があります。
よし耳鼻咽喉科の舌下免疫療法が選ばれる4つの理由

舌下免疫療法は数年間にわたって継続することが重要な治療です。当院は患者さん一人ひとりが安心して治療を続けられるよう、さまざまな面からサポートしています。
耳鼻咽喉科専門医が一人ひとりに合わせて管理・指導
当院では、耳・鼻・喉の専門である日本耳鼻咽喉科学会専門医がアレルゲンの種類や症状の程度、生活スタイルなどを踏まえたうえで、一人ひとりに合った治療プランをご提案しています。
舌下免疫療法は開始後も定期的な経過確認が必要な治療であり、副作用の有無や効果の出方を継続的に確認しながら、必要に応じて対応を調整しています。専門医による丁寧な管理のもとで、安心して治療を続けられます。
東大島駅1分・平日19時まで診療で通院しやすい
当院は東大島駅から徒歩1分の場所に位置しており、お仕事やお出かけのついでに立ち寄りやすい環境です。平日は19時まで診療を行っているため、日中に時間が取りにくい方でも、仕事帰りに無理なく受診できます。土曜日は14:30まで診療を行っているため、お休みの日の通院も問題ありません。
なお、舌下免疫療法の初回受診に限り、18時までの受診をお願いしております。ご予約の際にご注意ください。他院で採血検査を受けたことがある方は、アレルギー検査の結果をご持参いただけると診察がスムーズです。採血結果をお持ちの場合、当日からの治療開始が可能となるケースがあります。当日開始をご希望の方は、以下の予約枠でのご来院をおすすめします。
- 平日:午前11:00まで/午後17:00までの枠
- 土曜日:11:00までの枠
舌下免疫療法は定期的な通院が必要な治療だからこそ、日常生活の中に組み込みやすいクリニックを選ぶことが、治療を長く続けるうえで大切です。
オンライン診療対応で頻回の来院不要
舌下免疫療法は自宅での毎日の服用が治療の中心となるため、安定した状態であれば毎回クリニックに足を運ぶ必要はありません。当院ではオンライン診療に対応しており、経過が安定している時期の再診はご自宅やお好きな場所から行えます。
ただし、初回は院内での服用と副作用の確認が必要なため、必ずご来院ください。その後、症状が安定してきた段階で、医師から個別にオンライン診療のご案内をいたします。
忙しい方や遠方からの通院が難しい方でも、治療を途切れさせることなく継続しやすい環境を整えています。
LINEから簡単に予約できて受診がスムーズ
当院はLINEから予約・順番待ちの登録が可能です。予約制によるスムーズな診療で、忙しい日常の中でもストレスなく通院を続けることができます。長く続けられる治療だからこそ、始めるクリニック選びは大切です。舌下免疫療法を始めるなら、ぜひ当院へご相談ください。
舌下免疫療法とはアレルギーの根本改善を目指す体質改善療法
舌下免疫療法は、スギ花粉症やダニアレルギーに対する過剰な免疫反応の根本的な改善が期待できる治療法です。一時的に症状を抑えるだけでなく、継続的な治療によって約80%の方が症状の軽減や体質改善を実感されています。
将来的に、花粉シーズンでもお薬やマスクに頼らない生活が期待できるため、お薬の副作用による眠気にお悩みの方や、将来の妊娠・授乳期に備えたい方にとって選択肢の一つとなります。
治療の仕組み(アレルゲンを少量ずつ取り込み免疫を慣らす)

アレルギーの原因物質(アレルゲン)のエキスを少量、毎日舌の下に投与し、体をアレルゲンに慣らして症状の根本改善を目指します。3〜5年程度の長期間の継続が推奨されており、数か月〜1年ほどで症状の改善を実感される方が多いです。
治療終了後も効果を持続させるためには、自己判断で中断せずに医師の指導のもとで計画的に治療を続けることが大切です。
市販薬・点鼻薬とは何が違うのか

市販薬や点鼻薬は「対症療法」であり、症状を一時的に鎮める目的で使用するため、お薬をやめれば症状が再燃します。一方、舌下免疫療法は体質そのものを改善して根本的な解決を目指す治療です。長期的にはお薬の量を減らしたり、使わずに過ごせるようになる可能性があり、お薬の副作用による眠気やだるさにお悩みの方、将来の妊娠・授乳期に備えたい方にとって選択肢の一つとなります。
注射(皮下免疫療法)との違い
従来の皮下免疫療法と比較して、注射のような痛みがなく、ご自宅で毎日服用できる点が特徴の一つです。副作用として口の中の腫れやかゆみなどが起こることがありますが、多くは一時的で治療を続けるうちにおさまります。服用量や服用法要についての理解は皮下免疫療法よりも必要となります。
ごくまれに起こる重い副作用を防ぐため初回は院内で服用しますが、その後は1〜2か月に1回程度の通院で済むため、お忙しい方や痛みが苦手なお子様でも無理なく継続できます。
なお、治療初期に起こりやすい副作用を抑える目的で、当院では初回服用の際は、事前にお渡しする頓服薬を来院の30分前を目安に服用したうえでご来院いただくようお願いしています。服用のタイミングや方法については、受診時に医師またはスタッフより詳しくご説明いたします。
痛みへの不安や治療法についてご不明点やご心配な点があれば、お気軽に当院へご相談ください。LINEから簡単に予約を取ることが出来ます。
舌下免疫療法のメリットとデメリット

舌下免疫療法は、アレルギー症状を根本から改善することが期待できる治療法として多くの方に選ばれていますが、長期間の継続が必要になるなど、開始前に理解しておきたい注意点もあります。メリットやデメリットについて、ご不安がある場合はお気軽に当院へご相談ください。
舌下免疫療法のメリット5つ
- 対症療法ではなく、アレルギーの原因に直接働きかける体質改善療法
- 注射のような痛みが全くなく、自宅で服用できる
- 長期的にお薬の減量や、副作用(眠気など)を回避できる
- 5歳以上のお子様から治療を開始できる
- 健康保険が適用される(維持期にはオンライン診療も利用可能)
※お子様の場合、5歳以上であることに加え、お薬を舌の下に置いて1分間保持するといった服用手順をご自身で行えることが治療開始の条件となります。お子様の理解度や協力体制については、受診時に医師がご確認いたします
花粉シーズンのたびに薬やマスクが手放せなかったり、薬の副作用による眠気で仕事や勉強に集中できなかったりする煩わしさから解放される可能性があることが大きな魅力です。特にお子様の場合、免疫システムが柔軟な時期から治療に取り組むことで、将来の受験やスポーツなどにも万全の体調で挑めるようになります。
舌下免疫療法のデメリット4つ
- 3〜5年程度、長期間毎日の服用を継続する必要がある
- 即効性がなく、効果を実感するまで数か月〜1年ほどかかる
- 口の中の腫れやかゆみなど、副作用が起こるリスクがある
- スギ花粉症の場合、治療を開始できる時期が5〜11月に限定される
体をアレルゲンに慣らしていく仕組み上、根気よく計画的に治療を続けることが最も重要です。副作用の多くは一時的なものですが、安全に治療を開始するため、初回は医師の指導のもと院内で服用していただく必要があります。
続けることへの不安や疑問は、治療中いつでも医師にご相談いただけます。一人で抱え込まず、LINEからお気軽にご予約・ご相談ください。
スギ花粉の舌下免疫療法は5〜11月限定スタート

よし耳鼻咽喉科では、2026年の舌下免疫療法を5月22日(金)より開始できます。
スギ花粉症の舌下免疫療法は、スギ花粉の飛散が終了した5〜11月までの間に限定して治療を開始するルールとなっています。この期間に治療をスタートし、体をアレルゲンに少しずつ慣らしていくことで、翌年以降の花粉シーズンを薬やマスクに頼らず快適に過ごせる可能性が高まります。
当院ではLINEからいつでもご予約が可能です。
※2026年は、5月22日(金)から開始可能ですが、毎年の花粉飛散状況によりこの期間は毎年前後します。
5〜11月しか始められない理由
花粉が飛散している時期に治療を始めると、アレルギーの過剰反応(重篤な副作用)を引き起こすリスクが高まるためです。患者さんの鼻や喉の粘膜が過敏になっている飛散期を避け、安全を最優先に考慮してスギ花粉の飛散が終了した5〜11月に治療をスタートする必要があります。
指定の期間に治療を開始し、体をアレルゲンに少しずつ慣らしていくことで、早い方で翌年の花粉シーズンから症状が緩和される可能性があります。
使用薬剤はシダキュア(1日1回・自宅服用)
当院のスギ花粉症に対する舌下免疫療法では「シダキュア」というお薬を使用します。注射のような痛みはなく、1日1回、少量の薬を舌の下に1分間保持した後に飲み込むだけの負担が少なく継続しやすい治療です。
初回のみ安全確認のために院内で服用していただきますが、翌日からはご自宅で無理なく治療を継続できます。
約80〜90%の方が症状改善・約33%が寛解に到達
研究報告では、継続的な治療により約80%の方がアレルギー症状の軽減などの体質改善を実感されています。約10〜20%の方は、治療終了後に花粉に触れても症状が出ず、お薬を一切必要としない完全寛解(根治)に至る可能性があるとされています。
効果を実感するまでには数か月〜1年ほどかかりますが、長期的に見ればお薬やマスクに頼らない快適な生活を目指せます。ただし、効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
当院では、患者さん一人ひとりの状態に合った治療プランをご提案いたします。ぜひ一度LINEよりご予約・ご相談ください。
ダニアレルギーの舌下免疫療法は通年開始可能

通年性のアレルギーであるダニアレルギーに対する舌下免疫療法は、1年中いつでも治療をスタートできます。こまめな掃除など住環境の改善と並行して根気よくお薬の服用を続けることで、治療開始から半年程度で効果を実感しはじめる患者さんが多いです。
使用薬剤はミティキュア(1日1回・自宅服用)
ダニアレルギーの治療には「ミティキュア」を使用し、1日1回、少量を舌の下に保持して飲み込むだけの簡単な治療です。安全確認のため初回のみ院内で服用していただきますが、スギ花粉アレルギー治療と同様に翌日からはご自宅で治療を継続できます。スギ花粉症の薬剤に比べると、治療初期に口の中の腫れなどが出やすいとの報告がありますが、多くは一時的なものです。
感染症・入院リスクも下がるダニ舌下免疫療法の意外な効果(2025年研究)
国立成育医療研究センターの調査(2025年発表)によると、小児のダニ舌下免疫療法には、鼻炎の症状改善だけでなく、入院や抗菌薬の使用を抑制する効果があることが報告されています。ダニアレルギーによる鼻粘膜の慢性的な炎症を治療で抑えることで、ウイルスや細菌に対する本来のバリア機能が回復し、風邪などの感染症にかかりにくくなるためと考えられています。
調査では入院が65.2%減少したとされており、お子様が頻繁に風邪をこじらせるのを防ぐ予防医学的な観点からも有益な治療である可能性があります。
舌下免疫療法を受けられない方・事前相談が必要な方
舌下免疫療法は安全性の高い治療法ですが、患者さんの持病や服薬状況によっては治療をお受けいただけない場合や、開始前に慎重な判断が必要な場合があります。
ご自身やお子様が治療の対象となるか不安な方は、まずは当院のLINEからお気軽にご予約・ご相談ください。
禁忌に該当する方(重度喘息・妊娠中など)
重症の気管支喘息や重い心疾患・肺疾患をお持ちの方、過去にこのお薬でショックを起こした方は、安全上の理由から治療を受けられません。アレルゲンの投与によって致命的な発作を誘発する危険性があり、万が一の重篤な副作用が発生した際に全身状態の悪化へ対応できない恐れがあるためです。
妊娠中の方は副作用発生時に胎児への影響が懸念され、重篤なアレルギー反応を抑える治療薬の使用にも制限があるため、新規での治療開始はできません。
注意が必要な方
65歳以上の高齢の方や、高血圧の薬(β遮断薬)を服用している方、ステロイド内服薬を常用している方は、治療開始前に事前の相談が必要です。高齢者は治療効果が弱まる可能性があり、特定の薬を服用していると副作用時の救命処置の効果が落ちたり、免疫反応が変化して治療の安全性が不明確になったりするためです。
抜歯などの歯科治療中や口の中に傷がある方は、傷口からアレルゲンが直接血液に入って副作用が出やすくなるため、医師の指導のもと一定期間お薬の服用を控えていただく場合があります。
舌下免疫療法のスケジュールと治療費用の目安
舌下免疫療法は健康保険が適用される治療です。舌下免疫療法開始の時期としては、スギ花粉の飛散が終了した5〜6月からが理想的なタイミングです。
お子様であれば5歳以上が対象となります。子どもは免疫システムが柔軟なため、成人よりも治療効果が早く現れる可能性があります。
※お子様の場合、5歳以上であることに加え、お薬を舌の下に置いて1分間保持するといった服用手順をご自身で行えることが治療開始の条件となります。お子様の理解度や協力体制については、受診時に医師がご確認いたします
舌下免疫療法の治療スケジュール
舌下免疫療法は以下のスケジュールを参考に、ご自身の生活スタイルに合わせて無理なく進めていきます。
| 診察タイミング | 内容 |
| 初回診察 | 医師による診察・アレルギーの有無を確認(必要に応じて検査を実施) |
| 初回投与日(院内) | 副作用の有無を確認するため、服用後15分前後は院内で待機していただきます |
| 1週間後:診察 | 初回投与後の副作用の確認をします。問題なければ薬の増量を検討します。 |
| 2週間後:診察 | 増量後の経過を観察し、薬の調整が必要かどうかを検討します。 |
| その後は4週間おきに通院 | 月1回の定期診察(症状確認・処方)※オンライン診療・処方も利用できます |
| 継続期間 | 3〜5年の継続が推奨されています。 |
舌下免疫療法は、早い方で治療開始後3か月程度から、多くの方が1年後には効果を実感されます。治療は長期間にわたるため、耳鼻科専門医の管理・指導のもとで計画的に治療を続けることが大切です。
舌下治療開始後の定期的な継続の処方については、オンライン診療(再診の方で維持期の方対象)でも処方可能です。当院では、2026年2月より舌下免疫療法の再診専用の予約枠も設けているためスムーズに診療を受けられます。
舌下免疫療法につきましてはコラム記事をご確認ください。
▶️▶️舌下免疫療法とは?スギ花粉症やダニアレルギーに悩むあなたにおすすめの治療
※舌下の開始については、症状が安定している方になりますので、アレルギー症状(例えば、鼻水や目の痒みなど)が強い方の場合には内服薬などで症状を落ち着かせてから導入する場合がございます。
舌下免疫療法の治療費の目安
舌下免疫療法は健康保険が適用できる治療です。3割負担の方の場合、月々の費用の目安は以下のとおりです。スギ花粉アレルギー、ダニアレルギーどちらも費用負担はほとんど代わりません。
| 項目 | スギ花粉・ダニアレルギー |
|---|---|
| 初回費用(初診料+薬代) | 約5,000円 |
| 毎月の再診+薬代 | 約3,000円 |
| 初年度のトータル費用(診察代+薬代) | 約33,000〜55,000円 |
舌下免疫の服用方法(1日1回自宅で継続)
舌下免疫療法は、1日1回お薬を服用するだけで済むため、お仕事や学校で忙しい方でも毎日の習慣として無理なく続けられる負担の少ない治療法です。 通院も初回の安全確認と初期の経過観察を経た後は月に1回程度で済み、ご自宅で簡単に継続できます。
舌下錠の服用の手順3ステップ

- お薬の服用は「お薬を舌の下に置く」
- 「そのまま1分間保持する」
- 「飲み込む」
※飲み込んだあと5分間はうがいや飲食は避けてください※服用前後2時間は激しい運動や飲酒は避けてください
初回は医師の監視下で安全を確認しながら院内で服用しますが、翌日からはご自宅で毎日お好きなタイミングで服用できます。小さなお子様の場合は、ラムネ菓子等を用いたシミュレーション練習でコツを掴んでから開始できるため、すぐに慣れてスムーズに継続できるようになります。
服用前後に避けること
治療の効果を高めるためにお薬の服用後5分間はうがいや飲食を避けてください。安全に治療を進めるため、お薬の服用前および服用後2時間は、激しい運動や入浴、アルコールの摂取を避けてください。 全身の血流を促進させることがあるため、アレルゲンの吸収が急激に高まり、副作用を引き起こすリスクを増大させる恐れがあります。
舌下免疫療法の副作用と安全性

舌下免疫療法は従来の注射による免疫療法と比べてアナフィラキシーなどの重篤な副作用リスクが比較的低く、安全性が高いとされる治療法です。しかし、アレルギーの原因物質を直接体内に取り込む治療であるため、治療の初期段階では副作用が起こる可能性があるため慎重に進める必要があります。
よくある副作用
主な副作用は、お薬を投与する口の中や喉を中心に現れる局所的な症状であり、多くは一時的なものです。
- 口や喉の症状:舌の下や唇の腫れ、口内炎、口の中のかゆみ、喉の違和感
- 耳・鼻の症状:耳のかゆみ、鼻水やくしゃみの増加
- 消化器の症状:吐き気、腹痛、下痢
体がアレルゲンに慣れるにつれて自然におさまっていきますが、必要に応じて抗ヒスタミン薬などを併用して症状を和らげることも可能です。
まれな副作用
極めてまれではありますが、全身に及ぶ強いアレルギー反応や、命に関わる重篤な副作用が起こる可能性もゼロではありません。
- 皮膚症状:全身の蕁麻疹
- 呼吸器症状:息苦しさ、激しい喘鳴(ゼーゼーという呼吸音)
- 全身症状:アナフィラキシーショック、顔面蒼白、意識混濁
重篤な症状はお薬の服用後30分以内に起こることが多いため、万が一自宅で強い症状が現れた場合は直ちに救急車を呼び、舌下免疫療法のお薬を服用中である旨を伝えてください。
副作用が出やすい時期と対処法
副作用は、体がまだお薬に慣れていない「治療開始から1か月以内(増量期)」に出やすいため、初回はお時間に余裕を持ってお越しいただき、院内で服用後15〜30分ほど様子を見ます。
ご自宅での服用時も副作用を誘発させないよう、服用の前後2時間は激しい運動や入浴、飲酒を控える必要があります。日々の体調変化に気を配りながら医師の指導のもと安全なペースで治療を進めていきましょう。
舌下免疫療法についてよくある質問(FAQ)
舌下免疫療法に関するよくあるご質問にお答えします。
舌下免疫療法はどのような治療法?
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)のエキスを少量、舌の下に毎日投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状の根本改善を目指す治療法です。従来の皮下注射と異なり、注射のような痛みが全くなく、ご自宅で毎日無理なく服用を続けられます。一時的に症状を抑えるだけでなく、根本的な体質改善を目指せるのが大きな特徴です。
治療にはどのくらいの期間がかかる?
根本的な体質改善を促すため、3〜5年程度の長期間にわたり毎日お薬の服用を継続することが推奨されています。効果の現れ方には個人差がありますが、治療を開始して数か月〜1年ほどで症状の改善を実感される方が多くいらっしゃいます。自己判断で中断せず長期間治療を続けることで、治療終了後も効果の持続が期待できます。
舌下免疫療法の副作用にはどんなものがある?
主な副作用として、口の中の腫れやかゆみ、喉の違和感、唇の腫れなどが報告されていますが、多くは一時的なものです。治療開始直後や増量期に現れやすいですが、多くは一時的で、治療を続けるうちにおさまっていくことが多いです。
ごくまれにアナフィラキシーなどの重い副作用が起こる可能性もあるため、初回は院内で服用し、医師の指示に従って正しく治療を進めることが大切です。
ダニとスギの治療どちらを先に始めるべき?
一番お困りの症状がダニとスギのどちらであるかや、受診される時期によって優先する治療をご提案します。
例えば、スギ花粉症の治療は安全上の理由から6〜11月の期間にしか始められないため、この時期であればスギから開始することをおすすめする場合が多いです。一方、ダニアレルギーの治療は時期を問わず1年中いつでも開始できるため、患者さんのライフスタイルに合わせて柔軟に計画を立てられます。
舌下免疫療法はヒノキ花粉症にも効く?
スギ花粉の舌下免疫療法のお薬はスギ花粉専用であるため、ヒノキ花粉症など他のアレルギーに直接的な効果はありません。ヒノキ花粉が飛散する時期に症状が残る場合は、必要に応じて抗ヒスタミン薬などのアレルギー薬を併用して症状を和らげます。
ただし、スギとヒノキ両方にアレルギーがある方は、スギの症状が抑えられることで花粉シーズン全体の負担が軽くなることが期待できます。
スギとダニアレルギーの治療を同時にできる?
スギ花粉とダニアレルギーの舌下免疫療法は、開始時期をずらすことで両方の治療を並行して行うことが可能です。安全上の理由から、まず一方の治療を開始して副作用が出ないことを十分に確認し、状態が安定してからもう一方のお薬を追加します。同時に服用を開始することはできないため、どちらを先に始めるかは医師と相談しながら決定します。
舌下錠を飲み忘れたときはどうしたら良い?
飲み忘れに気付いた時点でその日の分を1回服用し、翌日からは通常通りの時間に服用を継続してください。忘れたからといって2日分を1度にまとめて飲むことは、副作用のリスクが高まるため避けてください。
もし1週間以上長期間飲み忘れてしまった場合は、自己判断で再開せずに一度クリニックまでご相談いただくようお願いします。
舌下免疫療法を途中でやめると効果は戻る?
治療期間が不十分なまま自己判断で途中でやめてしまうと、一時的に改善した症状が元の状態に戻ってしまう可能性があります。体をアレルゲンに慣らして体質改善を定着させるには、根気よく長期間(3〜5年)治療を続けることが大切です。将来的に薬に頼らない快適な生活を目指すためにも、医師の管理のもとで計画的な継続を推奨します。
治療期間終了後、効果はどれぐらい続くの?
3〜5年しっかりと治療を継続した場合、治療終了後も長期にわたってアレルギー症状を抑える効果の持続が期待できます。医学的なデータの中には、3年間治療を継続したことで、その後7年間効果が持続したという報告もあります。多くの方が治療終了後もお薬を減らしたり、使わずに快適な生活を送れるようになっています。
何歳から舌下免疫療法を受けられる?
当院では5歳から治療を開始できます。子どもは免疫システムが柔軟なため、成人よりも治療効果が早く現れる可能性があります。
お薬を舌の下で1分間じっと保持し、その後の飲食制限を守れるかといったお子様の理解力や協力体制が重要になります。お子様の体重や発育状況を見極めながら開始時期を判断しますので、まずは一度当院へご相談ください。
妊娠中・授乳中も舌下免疫療法は続けられる?
すでに治療を開始して状態が安定している方は妊娠中や授乳中も継続可能ですが、妊娠中の方に対する新たな治療の開始はできません。
新規開始時に万が一重篤な副作用が発生した場合、母体や胎児への影響が懸念され、治療薬の使用にも制限が出てしまうためです。将来の妊娠・出産期に薬が使えない不安を減らすためにも、早めに治療を開始しておくことをおすすめします。
舌下免疫療法中も花粉症の薬は使える?
舌下免疫療法の治療中でも、アレルギー症状が強いときにはこれまで通り飲み薬や点鼻薬などのアレルギー薬を併用していただけます。治療開始直後など、まだ十分な効果が現れていない時期は、症状に合わせて他のお薬でコントロールすることが大切です。治療を継続していくにつれて、次第に併用するお薬の量や回数を減らしていくことが期待できます。
舌下免疫療法中に歯科治療を受けたときはどうしたらいい?
抜歯などの歯科治療を受けた後や、お子様の乳歯が抜けた場合は、一時的な休薬が必要となる場合があるためご相談ください。
口の中に傷がある状態でお薬を服用すると、傷口からアレルゲンが直接血液に入り込み、思わぬ副作用を引き起こす可能性があるためです。傷の程度や治療内容によって再開できるタイミングが異なるため、具体的な休薬期間については医師へ個別にご相談ください
舌下免疫療法を始めるならよし耳鼻科へ

当院では、耳鼻科専門医の管理・指導のもとで舌下免疫療法を実施できます。
長期間の治療になるからこそ、患者さん一人ひとりのライフスタイルや症状に寄り添いながら、安心して継続できる体制を整えています。ご自身やご家族の将来を見据え、花粉症の根本改善を目指したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院は、LINEを使って簡単にご予約が可能です。診察予約や空き状況の確認、予約変更などもすべて、LINE内のボタンクリックだけで完結します。お忙しい方や初めての方でも、スムーズにご利用いただけます。
まずはLINEで友だち登録をして「舌下」とメッセージを送っていただくと、治療の基本知識や診療の流れなどを、自動でご案内いたします。入荷数が限られており、治療を開始できる時期も5〜11月限定なので、検討中の方はお早めにご連絡ください。

よし耳鼻咽喉科 院長 山中弘明
参考文献
- 湯田厚司, 小川由起子, 鈴木祐輔, 荻原仁美, 太田伸男, 神前英明, 清水猛史. スギ花粉症舌下免疫療法の治療3年目112例の臨床効果. アレルギー, 2017, 66, 9, p.1172-1180
- Marogna M, Spadolini I, Massolo A, Canonica GW, Passalacqua G. Long-lasting effects of sublingual immunotherapy according to its duration: a 15-year prospective study. J Allergy Clin Immunol, 2010, 126, 5, p.969-975
- Okubo Y, Kuwabara Y, Sato S, Sakashita M, Morita H. Real-World Effectiveness for Sublingual Allergen Immunotherapy Among School-Aged Children and Adolescents. Allergy, 2025, 80, 12, p.3359-3368







